ピアノの話
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PLEYEL製
製造 1905年フランス
鍵盤 85鍵(象牙・黒檀)
害蔵 ローズウッド
販売価格 2,500,000円

BRIDGE時代から酷使されてきたDIAPASONのグランドピアノは、ここ数年専属でお願いしているアトリエピアノピアの調律師小川さんが、調律の度にあちこち修復をしてくださっていましたが、ついにオーバーホールをお願いすることになりました。1〜2ヶ月の間、工房まで出張です。

その間の代替器として、PLEYELのアンティークピアノが運び込まれました。古い楽器マニアの小川さんがこだわり抜いて買付、空輸、修復をされた逸品。作られた当時の音色を再現するため、フェルトの材質、厚み、巻き方にいたるまで緻密に再現し修復されています。小さな部屋でうたうように音を発するこのピアノは、大きなホールではあまり見られない。この洋館にぴったりでしょう。

PLEYELは、創業もスタインウェイやベヒシュタインよりはるかに古く、歴史のあるメーカーです。ルノワールの名画『ピアノを弾く少女』で描かれていることでも有名なこの名器は、ショパンが愛したことで知られています。美しい寄木細工の譜面台、現代のものより3鍵少ない85鍵の鍵盤。

同じ時代を生き抜いた建物とピアノ。関西でPLEYELのアンティークを置いているのは、いま旧グッゲンハイム邸だけだそうです。この機会にぜひたくさんの方に触れていただきたいと思っています。ご試弾もお気軽にご相談ください。
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by budogu | 2012-10-30 22:44
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